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【事業概要】

平成13年 邦楽コンサート(国際交流基金主催)

期間  : 2001年10月3日~10月13日

開催地: アイスランド・ベラルーシ・ノルウェー

出演者: みやざきみえこ(琴)、松田惺山(尺八)

【日程】

2001年

10月3日

成田発ーコペンハーゲン着(11:55-16:25)SK984

コペンハーゲン発ーレイキャビック着(19:45-21:05)SK6412

 

10月4日

アイスランド国立美術館

大使講演会・ミニコンサート

 

 

10月5日

Hotel Loftleidir コンサート

 

10月6日

レイキャビック発ーロンドン着(07:45-11:45)FI450

ロンドン発ーミンスク着(13:05-15:35)LH4535

乗り継ぎのためにフランクフルト宿泊

 

10月7日

フランクフルト発ーミンスク着(09:35-12:55)LH3298

 

10月8日

ベラルーシ国立フィルハーモニー大ホール

レストラン(アマディ)レセプション

 

10月9日

ミンスク発ーワルシャワ着(14:40-15:00)LO706

ワルシャワ発ーオスロ着(16:20-18:25)LO485

 

10月11日

オスロコンサートホール

 

10月12日

オスロ発ーコペンハーゲン着(13:30-14:40)SK465

コペンハーゲン発ー成田(15:40-09:00 13日着)SK983

 

 

【公演私記】

尺八奏者の松田惺山氏と琴奏者のみやざきみえこ氏との邦楽コンサートは9・11の事件直後で実施自体も危ぶまれました。アシスタントに尾崎阿子さんに同行していただきました。訪問国はアイスランド、ベラルーシ、ノルウェーの3カ国でした。

 

アイスランド公演

首都レイキャビックは、北半球で最北端に位置します。到着して驚いたことは、ホテルのシャワーが温泉だったことです。シャンプーの泡が全く出なく洗った感じがしないということをは衝撃的でした。最初の公演会場はアイスランドの美術館であり床が大理石の会場は初めて経験でした。尺八と琴の音色が大理石に反響して心地よく、和楽器の持つ素晴らしさを体感したことを憶えています。2つの会場はホテルの宴会場でアイスランドのVIPの方々を招いてのコンサートでした。公演終了後にはノルウェー大使(アイスランド兼任)によるレセプションにご招待していただきました。そのレセプションにはヴァイオリニストの諏訪内晶子さんも同席されていました。

 

ベラルーシ公演

この公演をキッカケに海外公演プロデュースを志す思い出深いコンサートでした。ベラルーシの会場は、国立の大劇場でしたが音響・照明設備は老朽化して万全の状態ではありませんでした。コンサートの幕が開き八橋検校の「みだれ」でスタートしました。そして2曲目が尺八の古典本曲「鹿の遠音」。それまでの公演でも日本の伝統芸能が海外で受け入れられることに自信が芽生えていましたが、この曲が終わった後の観客の反応でそれが確信に変わりました。演奏を終えて上手袖に退場してきた松田惺山さんへの観客の賞賛の拍手!拍手!拍手!古典がこのような形で盛り上がるなんて夢にも思いませんでした。

 

ノルウェー公演

会場は大変綺麗な小ホールでした。ノルウェーでは、VIPや日本に関連している方々を招いてのコンサートでした。ノルウェーでは大使公邸にもお招きいただきました。公邸ではてんぷら専用のカウンターがあるお部屋でお食事をいただきました。お食事の後も応接間での歓談して深夜遅くまで大使・奥様とご一緒させていただきました。ノルウェーでは冬季オリンピックのジャンプ台など観光地にも足を運ぶことが出来ました。

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